2012年10月12日金曜日

学習会の報告

2012年10月11日(木)13時30分~16時30分(開場:13時00分)参議院議員会館 B109にて学習会を行いました。

参加者、関係者を含めて75名が参加され、立岩さん講演、国会議員アンケート報告、参加者との意見交換を行いました。
学習会の途中、国会議員の方も参加されご挨拶いただきました。
なお今回の学習会につきましては後日、youtubeで流される事になりました。準備が整いましたら発表いたします。














休憩中、呼ネットの小田さんよりカンパのお願いをしました。














皆様からいただいたカンパ 57,400円でした。
たくさんのカンパありがとうございました


最後に代表中西より「医療費削減の中で経管栄養の加算が切られたり等の問題、他の国では透析の自己負担、平川さんからは家族介護の問題も話された。そういう様々な動きへの防波堤としても、この会は続けていく必要がある。さらに、京都の方でも有志で準備を進めている」と参加者の皆様にお伝えしました。

今回の学習会で配布された資料です。→PDF形式



2012年10月9日火曜日

学習会定員となりました

学習会 「安楽死」、「尊厳死」とは何か~法制化の底流を探る~は定員となりましたので本日9時の参加申込までで終了いたします。たくさんのお申込ありがとうございました。
今回の内容につきましては後日報告させていただきます。

2012年9月20日木曜日

学習会のお知らせ


2012/9/20

学習会 「安楽死」、「尊厳死」とは何か
~法制化の底流を探る~

通常国会が閉幕し、「尊厳死法制化を考える議員連盟」が目指していた「終末期の医療における患者の意思の尊重に関する法律案」の上程は行われませんでした。しかし、議員連盟では臨時国会での上程を改めて目指すとしています。
 この間、私たちは、障害者・患者として法制化に反対する立場から様々な活動を展開してきました。今後も引き続き、法制化反対の取り組みを継続していく決意です。
 今回、障害や疾病の有無に関わらず、すべての人にとっての課題であるとの認識から、改めて「安楽死」、「尊厳死」の意味を問い、なぜ法制化の動きが出てくるのか、諸外国の状況はどのようになっているのか、議論を深めていくために学習会を計画しました。国会議員、医療関係者、宗教者、法律家など幅広い分野の方々に参加を呼びかけていきたいと思っています。
 多くの皆さんの参加をお待ちしています。

日時:2012年10月11日(木) 
13時30分~16時30分(開場:13時00分)
会場:参議院議員会館 B109
定員:70人(定員になり次第締め切らせていただきます)
*必ず事前の申込みをお願いします
参加費:無料(当日カンパ要請をさせていただきます)
【プログラム】
 講演 「安楽死」、「尊厳死」とは何か~法制化の底流を探る~
 講師 立岩 真也さん(立命館大学大学院先端総合学術研究科教授)

質疑討論
 国会議員アンケート 結果報告 尊厳死法制化に反対する会いろいろな立場からの発言 議員挨拶(予定)
<お問い合わせ・申込み先>
参加申込みは、0426-60-7746までFAX、もしくは、office@j-il.jpへメールでお願い
致します。
【連絡先】全国自立生活センター協議会
 〒192-0046東京都八王子市明神町4-11-11-1F
 TEL:0426-60-7747 FAX:0426-60-7746 Email:office@j-il.jp 

【主催】尊厳死法制化に反対する会
【講師のプロフィール】
立岩真也氏
1960年、佐渡島生。専攻は社会学。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。千葉大学、信州大学医療技術短期大学部を経て、現在立命館大学大 学院先端総合学術研究科教授→HP・ツィッター等で情報配信中。
関連する著書に、『生の技法――家と施設を出て暮らす障害者の社会学』(共著、藤原書店、 1990、増補・改訂版、1995、第3版、生活書院・文庫、2012)、『私的所有論』(勁草書房、1997、第2版、生活書院・文庫、2012)、 『ALS――不動の身体と息する機械』(医学書院、2004)『良い死』(筑摩書房、2008)、『唯の生』(
筑摩書房、2009)。ごく近く、『生死の 語り行い・1――尊厳死法案・抵抗・生命倫理学』(有馬斉との共著、生活書院)刊行予定(関連情報は生活書院のサイトの連載で)。

お名前(ふりがな)
介助者(人数をご記入下さい)    名
ご所属
ご連絡先
(メールアドレス、電話番号等)
FAXでお申し込みの方はこの表をご利用ください。 


学習会チラシ→WORD形式


情報保障が必要な方は事前にご相談ください

2012年8月29日水曜日

「尊厳死の法制化を認めない市民の会」発足集会報告

平成24年8月27日(月)残暑の中一般参加者、各著名人、メディアの方々が集まり「尊厳死の法制化を認めない市民の会」発足集会が開かれました。呼びかけ人からは自身の体験を踏まえて尊厳死法に対する反対声明が行われました。尊厳死法制化に反対する会の代表でもあります中西正司は救急救命の現場で起きる選択肢の問題と地域社会での介助サービス問題は密接に関係し問題意識の変換が必要であると訴えがありました。地域社会で生きる権利を主張してきた障害当事者と高齢者、医療的ケアを必要とする人が共にこの尊厳死法案に対し、疑問を投げかけなくてはならないことが確認されたことと思います。地域福祉の先駆者でもあるわれわれ障害者団体が、地域で生きるロールモデルとして継続して活動していくことが必要であることが再認識された集会でした。

集会の様子がUSTREAMで視聴できます。
http://www.ustream.tv/channel/%E5%B0%8A%E5%8E%B3%E6%AD%BB%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%88%B6%E5%8C%96%E3%82%92%E8%AA%8D%E3%82%81%E3%81%AA%E3%81%84%E5%B8%82%E6%B0%91%E3%81%AE%E4%BC%9A

集会で配布された資料
http://www.j-il.jp/temporary/20120827mitomenai.pdf

発言された方のブログ
田口ランディさんのブログ「いま、伝えたいこと」  http://runday.exblog.jp/18390917/



2012年8月28日火曜日

シンポジウムのお知らせ

自立生活セミナー+せたがや市民講座
 
『死ぬ権利』ではなく『生きる権利』を


  シンポジウム『尊厳死』の法制化って何?
  お話  小田政利さん(呼ネット‐TILベンチレーターネットワーク代表)
      市野川容孝さん(東京大学教授/社会学・障害学)
  コーディネーター 横山晃久(自立生活センターHANDS世田谷)

◇2012年9月17日(月・休) 13:30~16:00(13時開場)
場所:北沢タウンホール 2F 第1・2集会室

(小田急線・京王井の頭線「下北沢」駅南口徒歩4分/世田谷区北沢2-8-18)
資料代 ¥500 手話・文字通訳がつきます。
※お申込は不要です。直接開場へお越しください。


主催:NPO法人自立生活センターHANDS世田谷

共催:せたがや市民講座
連絡先&問合せ
TEL 03-5450-2861(HANDS世田谷)
FAX 03-5450-2862(HANDS世田谷)
TEL/FAX 03-3706-7204(世田谷市民運動・いち)

シンポジウムのチラシ


2012年8月17日金曜日

設立に当たって

尊厳死法の成立は全国の障害者に大きな不安を与えています。障害者の中には呼吸器 や経管栄養を長年にわたって利用しながら、学校に通い、社会参加をし、仕事を続 け、幸せな結婚生活を送っている人も大勢います。この法律では、その人たちの人生 途上での治療停止の恐れが懸念されております。医療は本来、命を支えるためのもの だったはずです。尊厳死法では、医者の自殺ほう助を容認するような条項までありま す。
重度の障害者たちは地域サービスの未整備もあって、家族の介助に依存しなければ生 きていけない人たちもいます。その人たちは、家族への遠慮から延命治療を選択しに くい状況にあります。この法律ができることは、そのような人たちにとって、治療を 停止し、死を選ばざるをえない状況に追い込むことにならないでしょうか?現実にそ のような悲しい選択をした障害者たちを私たちはたくさん見ています。 国連の障害者権利条約が成立し、その中では地域での支援を受けての障害者の自立生 活がうたわれています。改正障害者基本法でも、あらゆる障害者が地域で共生してい くことをその第一条でうたっており、地域での介助を受けての生活は、日本において も法的に保障されているところです。地域によってはこのサービスが十分でないた め、家族への過剰な負担がいまだに続いています。われわれは尊厳死法制定に反対 し、さらなる地域生活支援サービスの充実を求めるものです。

「尊厳死の法制化を認めない市民の会」発足集会のお知らせ

 現在、尊厳死議連による議員立法で、「尊厳死法案」が国会に上程されようとしています。  この法案は、人間の個人的な「死」に関して国家が介入するという政治的なものです。過去にも何度も同じような動きがありましたが、その都度関係者や文化人による反対の運動によって阻止されてきました。この度も、法制化の動きは増大する医療費の圧縮や臓器移植への期待などを背景にして活発になってきております。  わたしたちは、本来の意味での「死の尊厳」を守るためにこれを阻止しなければならないと考えております。この会は、代表の存在しない個人の集まりであり、尊厳死に対する考え方も様々ですが、個別的であり、多様でもあるひとの死の決定に国家が関与することには断固として反対いたします。  趣旨に賛同いただける皆様と連帯して、尊厳死の法制化を阻止していきたいと思います。  ついては、「尊厳死法案化を認めない市民の会」発足に際し、急ではございますが、ご賛同者の皆様にお集まりいただき、会を催したく存じます。 ご多忙とは存じますが、なにとぞご参集賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

呼びかけ人
平川克美(経営者・文筆家)
中西正司(DPI日本会議理事)
川口有美子(難病患者会)

日時 2012年8月27日(月) 18:30~20:50 (開場18:15)
場所 グランドヒル市ヶ谷 瑠璃の間 (JR市ヶ谷駅、東京メトロ有楽町線・南北線6番、7番出口、都営新宿線4番出口よりそれぞれ徒歩3分)

http://www.ghi.gr.jp/wedding/banquet/index.html

資料代として500円頂戴いたします。
お問い合わせは、 info@mitomenai.org まで

当日は、会発足の経緯や法案の問題点、ご賛同者のお話やマスコミの方々との質疑応答などを予定しております。

*参加予定のご賛同の方々(現時点)
釈徹宗(浄土真宗僧侶)
芹沢一也(シノドス代表)
橋本操(ALS患者)
小田嶋隆(コラムニスト)
大野更紗(作家)
呼びかけ人の友人知人多数 会のサイト(準備中)
http://mitomenai.org/face book
http://www.facebook.com/mitomenai
twitter https://twitter.com/mitomenai_org